PERSOLKELLY中国(英創人材)トップ中国転職サポート事例 > CASE 04 上海事例

中国生まれのDさん(29歳・男性)は、中国の高校を卒業後に、日本に留学。日本語学校で1年日本語を勉強した後、4年制大学に進学。大学の専門は理系ではありませんでしたが、卒業後はIT系企業にSEとして勤務されていました。ご両親が高齢の為、中国での就職を希望して転職を決意されました。もともとはご両親を日本に呼び寄せるつもりでしたが、今回の震災で日本に行くことをご両親が望まない為、ご自身が帰国する道を選ばれました。

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潜在ニーズとベストマッチング
Dさん(29歳・男性)
 直接弊社のアドレスに丁寧なメールを下さったのがDさんからPERSOLKELLY上海への第一コンタクトでした。
 日本で勤務中のため電話でのカウンセリングを実施。日本語力の高さはもちろんのこと、ご自身の話したいことについてしっかりと伝えることができる同時に、相手の話をしっかりと聞くことができる、本当の意味でコミュニケーション能力の高い方というのが第一印象でした。また、3年間にわたり、主にJavaを中心としたWebアプリケーションの開発に従事され、Javaについてはかなり深いレベルでの知識をお持ちでした。その上に要件定義や設計、上流工程のスキル、リーダー経験があり、単独での要件ヒアリング、PGとコミュニケーションしながら、理解しやすい設計書を作成することができるなど、技術者として全面的なご経験を積んでいらっしゃることが大きな強みでした。
 今までの経験を生かせるIT業界での仕事が第一希望で、エンジニアか未経験可のIT営業の方向でサポートを開始しました。
PERSOLKELLY中国を通して就業先の決定 ~ 現在
故郷で磨くエンジニアのキャリア
 営業職を募集していたIT系企業で書類選考を通過。面接のための中国渡航自体は可能でしたが、日程調整には2~3週間必要という勤務中のDさんの状況を企業様は考慮してくださり、中国と日本を結んで就業時間後に電話での一次面接が設定されました。一次を通過後の、二次面接は日本本社で実施と順調に進んでいきました。当初営業ポジションで採用を考えていた企業様でしたが、Dさんのエンジニアとしての経験に別の角度から注目され、エンジニアとしての採用を考慮。スカイプを通して上海の技術担当との面接が再度設定されることになりました。
 ご自身が応募されたものとは別のポジションでの再面接となったことに不安を覚えたDさんでしたが、コンサルタントから、「企業様が潜在的な人材採用ニーズをお持ちのことは普通のことで、その方のスキルやご経験を見て別のポジションでのご採用を検討されることもしばしば見受けられます。企業様が優秀な人材に出会ったら、どうやってよりその方に力を発揮していくかをお考えになるのは普通のことですから、心配しないでください。」とご説明したところ、安心して次のステップに進んでいただくことができました。
 最終的には、豊富なご経験を生かしていただけるエンジニアとしての採用が決定したDさんでした。現在は、上海の中心地にあるIT系企業でエンジニアとして活躍されていらっしゃいます。
これから中国転職をする方に!
帰化人材のみなさまへ
帰化人材のみなさまへ

日本国籍を取得されていらっしゃる帰化の方は両国の言語が流暢であるということが、まず大きなアピールポイントだと思います。ただ日系企業は必ずしも語学力のみを求めているのではなく、語学力に加え”日本人独特の感性で仕事に取り組める姿勢”、この点も必須項目となります。中国人と日本人の仕事に対する取り組み方や考え方は異なりますし、シチュエーションによってはやはり日本人らしさを求められ日本の企業文化をしっかりと把握していることが前提となっています。また帰化の方はもともとの国籍が中国だったというバックグラウンドがある為、他の中国籍の方との給与バランスを図ることが難しく、日本国籍者の給与はローカルスタッフのそれと比較し明らかに高いため、一部のローカルスタッフから不満が出てしまうパターンもしばしば見られるようです。日本人についてもそうですが、語学力だけでご内定が貰えるというのはほとんどなく、語学力+@を企業が求めているということを知っておいた方が良いと思います。

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