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同等のスキル・キャリアの方であれば、企業はより意欲的な人に魅力を感じます。
人と話す上での基本です。面接官が複数の場合、質問者以外の面接官にも目を配りましょう。
質問には「結論」から答え、例を挙げたり数字を出すなど工夫をして具体的に答えましょう。例を挙げる場合でも回答時間は2~3分程度にとどめ簡潔にまとめます。
話し方同様、相手の話を聞く際も目を見て軽く相槌を打つなど聞く姿勢に気をつけましょう。
面接の場は「採用者が応募者を見定める」ためだけに行われるわけではありません。応募者と採用者の立場は対等なものであり、「面接は応募者のためのもの」でもあります。その企業のその職務に就くことで、転職に求めていることを実現できるかどうかを判断するという視点も忘れずに面接に臨んで下さい。
派手すぎない清潔感のある服装で
男性はシワ・シミのないスーツ、ワイシャツ、ネクタイで。寝癖や無精ひげはNGです。
女性はシワ・シミのないスーツ、ブラウス等。濃すぎる化粧、強すぎる香水、華美なアクセサリーは控えて。
男女ともポイントは清潔感です。
あらかじめ準備していた質問内容を書き込んでおいたり、面接中に聞いたことを書き込むために持参してください。但し、メモをとるときは、面接官に一言断ってからにしましょう。企業によっては筆記テストが実施される場合もあるので忘れずに。
語学レベルのチェックが予定されている場合には念のため辞書も持参しましょう。
面接会場に到着し、受付に入った時点から面接は始まっています。
(通常は開始時間の5~10分前に受付へ)
立ち居振る舞いなど社会人としての常識をチェックされていますので、礼儀正しい対応を心がけてください。
受付では以下のように簡潔に来社した旨を伝えます。「この度、○○時より面接を受けさせていただきます○○と申します。人事部の○○様宛に訪問するようお知らせいただいております。」 「本日○○時より○○様と面接のお約束をいただいております○○と申します。」など。(※受付の方が必ずしも日本語が話せるとは限らないので、中国語でも同じ内容を話せるように準備しておいてください。)また、面接試験場に入室する前に以下の点を確認しておきましょう。
コートは脱いでから会社(受付)に入る。
携帯電話は電源を切っておく。マナーモードにしていても、静かな面接室では振動が伝わる。お茶がだされたら、必ずお礼を言う。
通された部屋に灰皿があっても、タバコは吸わない。
面接官が来るまでの間も、持ち込んだ雑誌等は読まない。
面接室に入る時には、必ずノックをし、返事があってから入室する。
部屋で面接官を待つ場合、面接官が入室した時点で立ち上がり(「○○ ○○と申します。宜しくお願いいたします」)と挨拶をする。但し、面接官が話し出した場合は、それを遮らない。
イスには勧められてから、腰を下ろす。
どんな職種であっても、理解力や表現力などのコミュニケーション能力が
あるかどうかは選考上、重要なポイントです。質問内容をしっかり聞き、何を聞かれているのかを把握した上で回答しましょう。万が一、質問内容を聞き逃したり理解できなかった場合は、必ず聞きなおし、的外れな回答をしないようにします。
回答は、絶対に伝えなければならない「結論」を先に述べ、その後に具体例や背景を補足します。また、一つの質問に対し、回答は1分~2分(長くても3分)にまとめまてください。
質問: 志望動機は何ですか?
回答: 御社の○○事業における◇◇の点に魅力を感じています。 なぜなら、○○○○○○○○だからです。
回答が2つ以上ある場合
回答: 2つございます。1つは○○○で、もう1つは△△△です。○○○について具体的に申しますと~。
※回答は多くても3つまでにします。(それ以上になると、まとまりが悪くなったり、また自分が何を言いたいのか伝わりづらくなるので気をつけましょう。)
中国語(外国語)での面接になる場合、次の2パターンの状況下での面接になります。
ビジネスレベルの中国語(外国語)が必須の募集に多く、コミュニケーションが円滑に図れることを前提とした面接となります。この場合は先に述べた質問内容に中国語で回答できるよう準備をしましょう。
日本語での面接がメインですが、語学能力を図るために中国語での質問が行われる場合があります。むずかしい単語をあえて使用する必要はなく、順序をつけて分かりやすく説明できる事に重点をおきましょう。主に自己紹介や、職務経歴についての説明を求められることが多いようです。
日本語同様、中国語にて時系列で要約が話せるよう、あらかじめ準備をして面接に臨みましょう。仕事の経験を説明できるように専門用語等を事前に調べておきましょう。
面接終了時には、必ず面接官に向かってお礼(「ありがとうございました」)を言う。
部屋から出る時は、面接官の方に向き直って軽くお辞儀して(「失礼いたします」)、静かにドアを閉める。
面接が終わっても家に帰るまで、気を抜かないこと。面接を受けた会社の周りで、つい気を抜いて大声で話したり、たばこの吸殻を投げ捨てたり、面接の印象を携帯電話で話しているところを担当者に見られて不採用になったというケースも。
ここでお伝えしたことは、あくまでも基本のモデルケースです。実際の面接の場では、応用をきかせた臨機応変な対応が求められることもあるでしょう。また、キャリア・スキル面でいかに優れていても、下記のような要素が不採用の原因となることが多々あるのも事実です。いずれも事前準備や意識を変えれば防げることなので、もう一度確認して本番の面接に臨むことをお勧めします。